センターについて

センターのコンセプト

少子高齢化や地方の過疎化などの社会構造の変化に起因する人手不足や、国際化に伴う難防除外来雑草の侵入・拡大によって、農業生産現場はもとより道路など公共の場でも雑草害が深刻の度を増しており、その結果、野生鳥獣による被害も各地で急速に広がっています。

このような状況に対処するため、雑草管理教育研究センターでは「難防除雑草」、「地域植生」、「鳥獣害」の適正管理に焦点を置く研究プロジェクトを設定しました。

それぞれの専門分野における全国の関係研究機関や学内の異分野との連携をはかりながら、求められる技術の開発を推進します。

雑草管理教育研究センター外観

組織構成

専任教員
センター長 小林 浩幸 教授[難防除雑草プロジェクト
赤坂 舞子 准教授[難防除雑草プロジェクト
西尾 孝佳 准教授[地域植生プロジェクト
副センター長 小寺 祐二 准教授[鳥獣害プロジェクト

事務補佐員
竹下 智子

用務員
新井 勝美

兼任教員
飯郷 雅之 教授(農学部応用生命化学科)
佐々木 和也 教授(共同教育学部)
平井 英明 教授(農学部生物資源科学科)
山本 美穂 教授(農学部森林科学科)
青山 真人 准教授(農学部生物資源科学科)
諸星 知広 准教授(工学部基礎工学科)
神山 拓也 助教(農学部生物資源科学科)

非常勤講師
渡邊 寛明(公益財団法人日本植物調節剤研究協会常務理事・研究所長)
江川 知花(農研機構農業環境研究部門 主任研究員)

歴史

昭和21年(1946)
竹松哲夫先生によって、宇都宮農林専門学校において植物ホルモン、雑草および雑草防除研究を開始

昭和42年(1967)
宇都宮大学農学部附属雑草防除研究施設および第一部門「除草剤作用機構学」を設置

昭和48年(1973)
第二部門「除草剤追跡化学」を設置

昭和52年(1977)
第三部門「除草剤合成化学」を設置

平成3年(1991)
宇都宮大学共同教育研究施設として雑草科学研究センターに改組・転換、「生態生理学」、「雑草資源学」、「植物薬理学」および「雑草管理学」の4研究部門を設置

平成11年(1999)
野生植物科学研究センターに改組、「環境耐性植物探索・利用」、「植物機能解析」および「雑草制御システム開発」の3研究部門を設置

平成15年(2003)
国立大学法人法、施行

平成18年(2006)
雑草科学研究センターに改組、研究部門に「植生マネジメント」と「植物応答解析」の二つの専任部門と客員部門「植物情報解析」を設置

平成26年(2014)
雑草科学研究センターと農学部附属里山科学センターが雑草と里山の科学教育研究センターに改組、「植生マネジメント」「野生鳥獣管理」「地域資源開発」の3研究部門を設置

令和3年(2021)
雑草管理教育研究センターに改組、「難防除雑草プロジェクト」「地域植生プロジェクト」「鳥獣害プロジェクト」の3研究プロジェクトを設置

関連組織

関連大学
宇都宮大学
東京農工大学
茨城大学

関連学会
Society for Ecological Restoration
「野生生物と社会」学会
日本哺乳類学会
日本生態学会
日本雑草学会
日本芝草学会
植生学会

連携協力機関
栃木県
公益財団法人 日本植物調節剤研究協会
一般財団法人 日光カンツリー倶楽部
大田原市教育委員会
一般社団法人 里山大木須を愛する会
市貝町
国土交通省関東地方整備局宇都宮国道事務所
国土交通省関東地方整備局東京国道事務所
国土交通省関東地方整備局渡良瀬川河川事務所
財務省関東財務局宇都宮財務事務所
丸和バイオケミカル株式会社
日産化学株式会社
日産緑化株式会社

宇都宮大学 雑草管理教育研究センター

〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350 [MAP]
TEL:028-649-5148(事務室)
FAX:028-649-5155
Email:zasso(a)cc.utsunomiya-u.ac.jp
※(a)を@に置き換えてご使用ください。

宇都宮大学
宇都宮大学 研究推進機構
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